この昔話は未来社の「肥後の民話」(荒木精之編)に収録されています。
民話の採集地は「玉名郡南関町」だそうです。
冒頭では次のように書かれています。
「関の町から、北の方に約一里ほどはなれたところに、真弓の里というところがありますが、そこに正直なおじいさんが住んでいました。
おじいさんは山から薪やら柴やらをとってきては、関の町に行ってそれを売り、ほそぼそとくらしていました。」
おじいさんが薪を流した川の名前は「関川」と書かれています。
「真弓の里」というのは、現在の福岡県みやま市山川町真弓ではないでしょうか?
この昔話は熊本県(肥後)というよりは、福岡県の話のように思えるのですが?
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