目次
赤目の漁師,雨乞い石,風の長者さま,海へ行った花嫁,だんまりお化け,日だまり小僧,鳴る草の原,長者の井戸,入らずの杉山,村へ来た神さま,提灯いらずの峠,十三夜の椿山,与平と夢枕,いたずらな阿弥陀さま,天狗さまは風流人,元祖・河童膏,吉蔵の火種,おっかけ谷の妖怪小僧,棄て子姫,隠れ島の婿さま,おしろい花の谷,角姫,浮雲の浜,恵みの宿,ちゅうぶらりん,名僧の杖,ドンドン坂の和尚,勾玉の玉姫,太吉の宝,峠の茶店,おもかげ柳,子さらいの林道,やさしい嫁さん,入道山の話,おもかげの枝,話をする蔵,逃げた花嫁
風の長者さま 読んだ感想というかメモ
- 赤目の漁師
- 大魚の目ん玉(0461)かもしれない。出典不明アニメの大魚の目ん玉(0461)ではないかと予測しています。ストーリーはアニメとほぼ同じ。差異は、スボロと魚はお互いの目玉を交換し、スボロの目は真っ赤になったが魚釣りの名人となった。スボロの目を入れた魚は元気になって、沖に帰って行った。さらに詳細情報として、その後スボロは名を魚多と改名し名漁師になったが、赤い目が見た目にも怖かったので嫁のなり手はなかった。結局、150歳まで生きて、養子に目玉を与えて死んだ。
- 雨乞い石
- 風の長者さま
- 谷あいのある貧しい村に、貧乏な母子がいた。父親は都に出稼ぎに出て、帰ってこなかった。母親は「息子には何の苦労もいらない生き方ができるようにして下さい」と、必死に祈った。やがて息子は風になった。
- 海へ行った花嫁
- だんまりお化け
- 日だまり小僧
- 鳴る草の原
- 長者の井戸
- 入らずの杉山
- 村へ来た神さま
- 提灯いらずの峠
- 十三夜の椿山
- 与平と夢枕
- いたずらな阿弥陀さま
- 天狗さまは風流人
- 元祖・河童膏
- 吉蔵の火種
- おっかけ谷の妖怪小僧
- 棄て子姫
- 隠れ島の婿さま
- 隠れ島の婿さま(0337)の原作、アニメと同じストーリー、異なる点はなし。
- おしろい花の谷
- おしろい花の谷(0473)の原作、アニメと同じストーリー、異なる点はなし。小さな差異としては、作三が、かえは人の子ではないとわかった際に「なぁに、かえって好都合」みたいな考えであった事。
- 角姫
- 浮雲の浜
- 恵みの宿
- ちゅうぶらりん
- 名僧の杖
- ドンドン坂の和尚
- 未見アニメのドンドン坂の和尚(0441)ではないかと予測しています。ストーリーは、人が歩くとドンドン音がする不思議な坂があった。この坂の中にいたナマズの笑い声なのだ。ある時、ナマズは坂から抜け出し、この村の強欲和尚にとって代わり、村人たちのために尽くした。ついに大往生の日が来たが、金の切れ目が縁の切れ目、すっかり金を使い果たしたナマズ和尚のところへは、誰も訪ねて来てくれなかった。
- 勾玉の玉姫
- 太吉の宝
- 峠の茶店
- おもかげ柳
- 子さらいの林道
- やさしい嫁さん
- やさしい嫁さん(0387)の原作、アニメと同じストーリー。小さな差異として、女には名前がない。女は勘助に注意されてもお化粧は続けたが、やがて勘助はそれを許してあげるようになった。勘助が仏像に紅をさす描写はない。
- 入道山の話
- 入道山の話(0424)の原作、アニメと展開は同じですが、前半は異なる点が多い。大入道は最初から村人たちとは友達でもなく、一人ぽっちで住んでいて寂しいと思っていた。そこで遠くに住んでいる不思議な力を持っている男に相談したら、男は「横穴を掘ってそこで横になって寝とけ」と言われた。その後はアニメとほぼ同じ。
- おもかげの枝
- 話をする蔵
- 逃げた花嫁
※この書籍情報は、紅子が実際に書籍を手にして内容をざっと確認したものです。(2012年7月現在)