角館昔話集（全国昔話資料集成12秋田）

目次

（教訓話）
蛙の遊山，蛙の上方見物，二四が八，蟇と蟹，猿と雉と寄合田，狐と川獺，狡い兎，虎と田螺の競走，虎と亀の競争，一粒ァ千粒，尼を諌めた馬，念仏袋，信心な婆さん，炭焼男の信心，人のいうことを聞かない子供の話，茶と中風，淵の黄金，赤淵の朱，草取りと豆のサグリ，質取っても蜂取るな，大丸屋のお客，難問，六十二の祝い，人喰い娘，頭と王，三人兄弟，五人太郎作，鼠コ達に迎えられた爺ちゃ，善い爺と悪い爺，白餅地蔵，ウルシメコ，紅皿重宝，米福と糠福，継母の話，あんまり長い名(1)，あんまり長い名(2)，屁ぴり爺(1)，鴬屁，屁ぷり嫁，屁ぴり爺(2)，馬鹿聟の挨拶(1)，馬鹿聟とご祝儀，馬鹿聟と唄，馬鹿聟の触れ声，馬鹿聟と小豆餅，馬鹿聟と大根漬，馬鹿聟の話，馬鹿聟の雉追い，馬鹿聟の挨拶(2)，馬鹿嫁とオドシ味噌

（出世話）
金の母，梅の木屋敷，淵の甕，米寿の祝い，運命の神様，庚申とフフギの貝，背干の聟入り，野良息子の小鳥捕り，野良息子の雀捕り(1)，野良息子の雀捕り(2)，狐の団扇，飛行の団扇，飛びシンチコ，地獄の篦コ，狐の団扇，血を吸うミヅ木，貝風呂六兵衛，大寝入りの寝兵衛，古野多之兵衛，エーハイ軍兵衛，殿様と下僕，貧乏人の嫁取り，桃内小太郎，田螺男

（報恩話）
林檎の怪，鴻ノ鳥の恩返し，猿の恩返し，恩を返した狐，入部太郎，三人の若勢，鼠の相樸，鮒の恩返し，鯉女，爺ちゃと蟹，犬猫報恩，延命小槌の取戻し，老猫報恩，蛙の報恩，地蔵さんのお礼，沢の地蔵，戻らず山，親捨山

（笑話）
怖くておかしく悲しい話，とんち者，無筆無讃の幕，小僧の智識，貧乏な舅，朱膳朱椀，銭湯のお客，唖が癒った話，立派な言葉，半殺しか皆殺しか，年頃のグルッとした，屁試合，婆と豆の粉，婆の腿の皮，虱たがれと瘡掻きと目腐れ，卵が串柿，地獄で断わられた人々，ただ売り，泥棒と屁，嘘こき名人，和尚と小僧，俄か小僧，小僧と和尚，栄閑と風淡，鼻さ水入ってクッタクッタ

（説明話）
人参と牛蒡，豆腐の病気，茗荷の利き目，蛇草，銀杏の勝，三味線ひきの行衛，虱の出来た話，過分，ムカデの聟，沢蟹，孝行鳩，雲雀，時鳥，燕，カラカラズ，涅槃と啄木鳥，熱い油揚，ガオターン，ダオ鳥，左甚五郎とダオ鳥，山の神と兎の喧嘩，猿の始まり，猿の面はなぜ赤い(1)，猿の面はなぜ赤い(2)，古屋の漏，十二支と猫，犬の脚，犬の目玉，馬毛の生えた六部，癩病の始まり，お寺の高灯篭と篝火

（怪異話）
狸の茶釜，狐が騙された話，狐に騙された爺，小僧と狐，ドラメギの狐(1)，ドラメギの狐(2)，狐に騙された馬方，茸と大根下ろし，狢の睾襄，五右衛門爺の狢退治，サトリの怪，爺さんと狢，男に化けた大蛇，蛇聟，蛇体を退治した娘，蛇の執念，卵売り婆，猿さ嫁入り，ソラ豆の梯子，片面の化物，乞食と鬼婆，付着く顔，飯喰わぬ女房，オツナと山姥，悪徒の成仏，浮沓，化物寺(1)，化物寺(2)，天上法葉栗，梅沢の猫，怪猫，古狸の怪，小僧と鬼婆，灰ならし灰は

（話の終）
長い長い話，身擦旅人，長い長い褌，ムガシ(1)，ムガシ(2)，身喰い蛇，ムガシこれきり，ムガシこれ桐，ムガシさら桶，昔語んな

出典元「大寝入りの寝兵衛」読んでの感想メモ

話者：門脇閧郎
大寝いりの寝兵衛(1017)の出典元で、アニメとほぼ同じお話。小さな差異は、化け物退治後に長者の娘のムコになった寝兵衛は、生まれ故郷が懐かしくなって「一寸家へ帰って見る」と言って自宅へ戻った。すると、そこはもう見覚えのある人はだれもいないし、自宅もなくなっていた。泣きたくなって長者の家に戻ろうとしたら、突然足元に大穴が空いてそこへ落ちて目が覚めた。
※ふりがなの明記がないためハッキリしません、もしかしたら「ねべえ」かもしれない。

※この書籍情報は、紅子が実際に書籍を手にして内容をざっと確認したものです。（2012年5月現在）