近江の昔話(日本の昔話06)
この書籍の中のお話から 田の神と風の神(0956)原題:たな神と風の神、がアニメ化されました。
書籍名近江の昔話(日本の昔話06)
編著名笠井典子
出版社日本放送出版協会
発刊日1973年11月05日
管理番号nhkn06
※掲載情報は 2015/5/5 17:09 現在のものです。内容が変更になる場合もありますので、あらかじめご了承ください。
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収録数170話
収録数170話

これが出典本
田の神と風の神(0956)は、アニメタイトルの出典として「浪速の昔話」と書いてありますが、実際は「近江の昔話」が出典元です。

目次

(湖東)
百姓と鳥,金貸しほととぎす,三井寺のおみいさん鐘,京の蛙と大阪の蛙,西行と子ども,うそそ,猫のたび,西行と杓の歌,きゅうくつ,とんび不孝,黒がらすの名歌,まま子と魚,のみと馬のけんか,笠地蔵,稗谷の狐女房,餅連歌,いわし売りとふるい売り,たな神と風の神,狐のお産,嫁のだんご食い,後に残るは金づるが福,むかで女房,のぼり違い,狐打ちの失敗,平林,「ほのぼのと」の歌争い,南徳右衛門,雷と月と日と旅,ぐずぐずの嫁と手の早い嫁,乞食坊さんと芋,姑と嫁,ポイトセいらんか,彦八話,姥捨て山,猫が涅槃の絵にいないのは,徳利と卵と牛の風呂もらい,最後のうそ,しのだの狐,歌よみ,旅学問,幽霊の菓子買い,ねずみの聟取り,西行と亀,嬶見所と琴三味線,乞食と餅歌,去んだ釣鐘,だれじゃのおなら,鳶の育て子,雀孝行,蛇聟入り,人参とごぼうの見舞い,お大師さんと麦,弘法さんと米,鮎かみすり,悲しやの手紙,馬とねずみと猫と犬の海水浴,どんづくし,まま子の松葉草とり,左すいくち右やまん,手水をまわせ,和尚とエーカン・フータタ,腹当ての裏は小紋,こわい話,のみとしらみの伊勢参り,弘法さんの水封じ,雨蛙の口,長もんの泊まり,来る狼より漏るがこわい,雀のひょうたん,肉つき面,つなの狐退治,舌切雀,どっちがおいしい,祝い直し,虎狼に追われるより飯米に追われるのがこわい,猫化け,どこでも福,猫がねずみを取るわけ,褌の卵,まま子のしいの実拾い,比良八荒,狐の恩返し,米埋め糠埋め,灰縄の難題,爺、婆食った,おこうこ一本,狸をだます,殿様と鯛,盗人と寝屁,はなし,はなしい,こわい話,長い話

(湖西)
尻尾の釣り,狐と狼の化かしあい,おいわけのよそ,茶栗柿,何が一番嫌い,頭とも二人,熊の恩返し,このはし渡るな,弁川の石に血がつく日,弘法と針畑,雀とほととぎす,竹切り爺,弘法と柿,何か用か,弘法とまま子の味噌炊き,蛇の昇天,豆の木地蔵,若狭の魚屋と猫,水の運,一休と虎,狸の金玉,まま子と鳥,大年の客,豆がら太鼓,蛙の恩返し,まま子の機織り,ふくろく紺屋,クネンボウ,坊さんと茶の木,狼和尚,猿聟入り,かっこう不孝,お彼岸とひんがん,うわばみと役者,尻持てよう,あじないさば,あぶにちょんの,夢の蜂,乙羽の蛇女房,山姥と麻むし桶,柳のおりゅう,嫁の餅焼き,酒に酔った大根,まま子いじめ,善七と狐,まま母の化け物,嫁が見たら蛙になれよ,紫檀とこうたん,屁負い婆さん,はなし,長い話,椿の実,一俵の米粒

(湖北)
かわうそとおっさん,屁売り爺,長い名の子,大岡裁き,うまいけどくさい,猿とひき蛙の餅争い,だんご聟,狸神退治,一休の引導,猫婆さん,鈍な聟さんの聟入り,蜜は毒,おれは言わんが、われ言うな,狸坊主と問答,蛙女房,狐にだまされた侍,さばずしは仏さま,狐の餅分配,味噌豆のおかわり,鏡知らず,かわうそと兎と狸の獲物分配,ぼた餅三つのけんか,長い話,短い話

出典元「たな神と風の神」読んでの感想メモ

話者:中島しげ
採録地:蒲生郡竜王町川守
田の神と風の神(0956)の出典元。ストーリーはアニメと同じですが、1ページほどの短い話なので、アニメではかなり大きく演出されています。あらすじは、田の神が風さんを嫁にもらったものの「風は騒々しいからもういらん」と言って不縁にした。すると風の神が怒って、毎年田植えの時期になったら風を吹かせて田植えを邪魔するようになった。アニメとの大きな差異は、老人の田の神が無理を言って幼い風の神(幼女)を嫁にする、という描写表現はない。

※この書籍情報は、紅子が実際に書籍を手にして内容をざっと確認したものです。(2012年5月現在)

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